のうだま やる気の秘密 上大岡トメ どんな本?

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レビュー
のうだま

こんにちは shumanです。

何事も、小さいころから好奇心の塊で、いろいろなことに手を出すけど、すぐに飽きて、習得できるまで続かない。
たとえば、学生の時のギターしかり、イラストしかり、社会人になってからのゴルフしかり。

どうしたら、最後まで続けられてマスターできるのか?
そもそも最初の「やる気」が続かないのが問題なのか?

「のうだま やる気の秘密」という本を見つけました。
どうしたら、「やる気」は出てくるのか、そしてずっと出し続けるにはどうすればいいのか?
読んだら、納得したことがあります。

のうだま

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著者は、「キッパリ!」「スッキリ!」でご紹介した上大岡トメ(かみおおおか とめ)さん、そして、東大准教授の池谷裕二(いけがや ゆうじ)さんです。

わかったことは、「飽きっぽい」のは「馴化(じゅんか)」のせいだということ。
馴化」とは、いわゆる「マンネリ化」のこと。

生まれて初めて見たもの、経験したことに対して大きな感動をするのは初回だけ。2回目からは「当たり前のもの」として慣れてしまう。
どんなに楽しいことでも、脳がそれに慣れてマンネリ化すると飽きるんです。

ではどうすれば、マンネリ化しても続けられるようになるのか?
それは、「マンネリ化」を「習慣化」に変えればいいんです。

からくり編1(第1章)

1、「やる気」は、起きるものではなく、起こすものである。
待っているのではなく、迎えに行くものです。

カラダを動かせば、脳がだまされてその気になる。
脳は頭蓋骨の中に閉じ込められているから、外の世界が全く分からない。
だから、カラダに刺激があるとスイッチが入って脳が動き出すんです。

「朝、カラダを起こすから、起きるんです。泣くから悲しいんです。
カラダが動くことで脳がつられて<ああそうなんだ>ということになる」

とにかく、頭で考えるよりもカラダを動かすことが大事!
脳はだまされやすいんです。

2、続けるコツは、脳をだまして蒼い玉(淡蒼球<たんそうきゅう>)を動かすこと!!

「やる気」はいくら待っても出てこない。こちらから迎えに行ってスイッチを入れる。
これが続けることのヒントになるんです。

     
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からくり編2(第2章)

4つの「やる気になるスイッチ」を入れる

1、スイッチB (Body)カラダを動かす
2、スイッチE(Experience)いつもと違うことをする
3、スイッチR(Reward)ごほうびを与える
4、スイッチI(Ideomotor)なりきる

やってみよう編(第3章)

・最初の目標は、物足りないくらいの方が続けやすい。
とにかく習慣化することが大切。習慣化してから、目標も大きくしていけばいい。

・腹8分目でやめておく
初めに長くやりすぎると、次回はそれより短くなるので、精神的に「しりすぼみ」という印象になる。次回が待ち遠しくなるようにすることが大事。

・毎日決まった時間にやる
・カタチから入る(なりきったもん勝ち)
・図々しい妄想をする(下心だって立派なモチベーション)
・友達をまきこむ(ひとりよりふたり)
・ほめてくれる人を、用意する(認めてくれる人がいると、やる気が出る)

これは、前に書いた「思考の整理学」のピグマリオン効果と同じですね。

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まとめ

・一般的には、「脳」が人間の最高層で、身体は脳の支配下にあると思われがちです。
しかし、本当は逆で、カラダが主導権を握っています。
つまり、「脳からカラダ」ではなくて「カラダから脳へ」です。

・「やる気が出たからヤル」ではなくて、「ヤルからやる気が出る」
頭でうだうだ悩むより、カラダや環境を自分の目標に合わせてセットする。
これこそが最高の近道なり。

・成功を急ぐと長続きしない。
無理せず少しづつやることが大切。
小さなこと、当たり前なことが大切。大きな夢ばかり追って、叶わなくてくすぶっているのは
ホントに格好悪い。長続きの秘訣はスローランナー。

「ストップしちゃってることだって、あきらめられないんだったら
もう一回はじめればいーじゃん」(上大岡トメ)

たしかにそのとおりかもしれませんね。 それではまた

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