時間の作法 林望

※当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています。

1日が終わり、振り返った時「やけに今日は忙しかったのに、大したことやってなかったなあ」とがっかりしたことありませんか?

いかに時間の無駄を省いて、効率的に大事なことの優先順位をつけることが大切か
これは、30代より40代、さらに年代が上がるごとにしみじみと痛感することだと思います。

今回ご紹介する本「時間」の作法は、常に複数の仕事を多忙の中で同時進行させてきた著者「林望」が、「時間を生み出すコツや時間との付き合い方」をつまびらかにしてくれたものです。

きっと参考になる部分や実践して再現できる部分があると思います。
ピンと来たところがあったら、ぜひ取り入れてみてください。

「時間の達人」とまではいかなくても、今より毎日を充実させるヒントが見つかるかもしれません。

こんにちは shumanです。

「時間の作法」の内容とは?

第1章「忘れることに備える」   <A4万能メモ>と<壁ファイル術>

第2章 いかに迷わず「書く」か  <メールは距離感>と<手紙は横書き>

第3章 誤った「読み方」をしない <書縁>と<読書術>

第4章 無駄なく「話す」こと   スムーズな<会話>と<スピーチ>

第5章 「英会話」を最短で覚える <海外の出よ>そして<質問せよ>

第6章 何事にも「凝らない」こと <美しくなくていい>という精神

第7章 「一日」の中で時間節約を重ねる <時間の見える化>と<家事の短縮>

第8章 「人生」という枠で時間を見る  <遠回りが近道>と<急がば回るな>

第9章 身も心も「丈夫」であること   <超・風邪予防術>と<菜食主義>

何か面白そうなことが書いてあるような気がしませんか?

著者: 林 望(はやし のぞむ)

①1949年、東京生まれ
②作家・書誌学者
③慶應義塾大学大学院博士課程修了
④ケンブリッジ大学客員教授、東京芸術大学助教授等を歴任
⑤専門 日本書誌学、」国文学
⑥「イギリスはおいしい」(日本エッセイスト・クラブ賞)
「ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録」(国際交流奨励賞)
「林望のイギリス観察辞典」(講談社エッセイ賞)その他
「くりやのくりごと」
「風邪はひかぬにこしたことはない」
「リンボウ先生の<超>超低脂肪なる生活」
「節約の王道」
「謹訳源氏物語」など多数

スポンサーリンク

 

スポンサーリンク
本 の 売れ筋ランキング

いいアイデアが浮かんでも、しばらくすると忘れてしまう。
そんな時は「第1章「忘れることに備える」<A4万能メモ>と<壁ファイル術>」はどうでしょう。

大事な時に持ってきていない愛用の?メモ帳よりも、A4コピー紙を1枚折って胸ポケットに入れておく習慣をつけること。
いろいろなメモ帳に書き散らして探し回るより、適当なコピー反故紙を常備してすぐにどこでも取り出して書き留めておくイメージですね。
もちろん後で整理することが条件ですが・・・。

そしてメモにはキーワードだけ書く。
消えようとするアイデアを捕まえるためです。
完璧に残そうとすれば時間が足りませんし、何度もやるのは億劫です。

はやりのデジタル機器はバッテリー切れの問題や何より初動が遅れがちです。

その点アナログは、続ける条件の「手間がかからないこと」をクリアできます。

もう一つは
第7章 「一日」の中で時間節約を重ねる <時間の見える化>と<家事の短縮>です。

「時間の見える化」です。
パチンコやネットサーフィン、コンピュータゲームなど、漫然と成り行きでやっていると時間はどんどん過ぎて行ってしまいます。

「こうしていつの間にか一日が終わり、いつの間にか一週間が過ぎ、いつの間にか1年が過ぎ、そして、いつの間にか一生が終わってしまって無駄な人生だったという結果に陥りかねません。」

このフレーズを読んで、どきっとしました。

ではどうすればよいか?

著者の唱える対策は
一日の生活の中で常に時間を意識して動くこと

具体的には
「いつまでに仕上げる」を始める前に決めること。

「一つの物事にかかる時間を見極め、あらかじめ「終わる時間」を決めてから始める」
ここが大事なポイントです。

「この仕事は1時間でできそうだ。今は3時だから、この仕事は4時には終わる(終わらせよう)。」という時間の戦略を立てることが大切です。

そして、「この後は何と何をしよう」と、自分の中で先へ先へタイムマネジメントを重ねることが大切です。

5分10分という細切れ時間でも、常に時間を意識すれば無駄がなくなります。

これに関しては他の方も同じ趣旨のことを書いています。

スポンサーリンク

一日に24時間もあるじゃないか 時間を味方にする50のヒント /PHP研究所/中谷彰宏

他にも時間を重層的に使うことや、人に任せることも提唱しています。
いちいち納得します。

まとめ

こういった自己啓発の本は即効性は少ないかもしれません。

でも、後からじわーと効いてきたり、何年かたって思い出したりすることもあるのでやめられませんね。
他には、外山滋比古さんの著書もおすすめです。

これについては以前に「思考の整理学」について書きました。
おススメです。

詳しくはこちらです。

思考の整理学 メタノートとは?もっと若い時に読んでおきたかった本 外山慈比古
こんにちは shumanです。 「もっと若い時に読んでいれば・・・」そう思わずにはいられませんでした。 ーこのキャッチを見て、つい手に取ってしまった本です。 確かに読後、そう思いました。 それはなぜだと思いますか? 思考の整理学

それではまた

スポンサーリンク

タイトルとURLをコピーしました