2016ATPワールドツアーFINAL 錦織圭   その1

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こんにちは Shumanです。

いよいよ今年もテニスの世界一決定戦「ATP FINAL」が始まりましたね。
その年の世界ランキング上位8人のみが出場でき、そこで真の世界最強のプレイヤーを決める大会です。
その舞台に日本人でただ一人、錦織圭が出場しています。それも3年連続です。
11月14日初戦で、世界3位のワウリンカ(スイス)に完勝し、期待は高まるばかり。
この3年間の大会を振り返ってまとめてみました。

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■3年間のATPファイナルの記録は?

2014.112015.112016.11
ロンドンO2グループロンドンO2グループロンドンO2グループ
1N・ジョコビッチN・ジョコビッチAA・マレー3年連続 8度目
2R・フェデラーA・マレーBN・ジョコビッチ10年連続10度目
3R・ナダル     (出場辞退)R・フェデラーAS・ワウリンカ4年連続4度目
3S・ワウリンカ
4錦織圭S・ワウリンカBM・ラオニッチ  2度目
5A・マレーR・ナダルB錦織圭      3年連続3度目
6T・ベルデュヒT・ベルデュヒAG・モンフィス初出場
7M・ラオニッチD・フェレールBM・チリッチ2度目
8M・チリッチ錦織圭AD・ティエム初出場
9D・フェレール
※大会途中に
ラオニッチに代わり
フェレールが出場
準決勝準決勝準決勝
N・ジョコビッチR・フェデラー未定
錦織圭×S・ワウリンカ×未定
R・フェデラーN・ジョコビッチ未定
S・ワウリンカ×R・ナダル×未定
決勝決勝決勝
N・ジョコビッチN・ジョコビッチ未定
R・フェデラー×R・フェデラー×未定

このように3年分で比較すると、次のことが分かります。
1、BIG4の一角のナダル、フェデラーから次の世代への交代が近づいている。
2、別格の2TOPの順位も、盤石のジョコビッチから世界1位を初めて奪ったマレーへと主役が移りつつある。
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 ■今年の錦織、果たして調子は?

さて、11月14日の世界5位錦織圭の初戦では、幸先よく世界3位のS・ワウリンカに勝つことができました。セットカウント2-0(6-2、6-3)の完勝でした。

前に出て、積極的にサーブアンドボレーを仕掛けた戦術がことごとく決まったことが勝因との分析でした。
また、1stサーブのポイント率は相変わらず47%と低かったけれど、跳ねる2ndサーブが効果的で70%を超えるポイント率だったとの記事もありました。それがバックに入った時、ワウリンカの武器であるシングルバックハンドを封じることができ、またアンフォーストエラーを多発させた誘因だったとのことです。1次リーグは4人での総当たりです。AB各組の4人のうち2位までが準決勝に進めます。

3戦して、2勝が条件です。

■次のマレー戦、秘策はあるのか?

次のマレー戦(16日)、錦織はどんな戦術で向かっていくのでしょうか?
対戦成績では、2勝7敗ですが、3年前の同じATPファイナルや今年の全米オープン準々決勝でフルセットで粘り勝ちしたことがあります。
今や世界一位の、絶好調の相手とはいえ、決して諦める必要はないと思います。
準決勝からは勝ち抜き戦です。2年前の再現をかけて、楽しみな一戦です。
錦織の入ったA組は「死の組」と言われて、(錦織は)予選突破が難しいといわれていますが、ジョコビッチ、フェデラーと同組だった昨年と比較すれば、全然OKです。
ワウリンカに勝ったことで、さらにその感を強くしました。
あと1勝できれば準決勝進出圏内です。
できることなら、マレーに勝って、決勝(2014年全米オ-プン、今年10月のスイスインドア)でことごとく分が悪いチリッチに雪辱し、A組1位で予選を通過してほしい。
そして願わくばB組2位のラオニッチ?を撃破して、決勝でジョコビッチと対戦するところを是非見てみたいものです。
そうすれば、年間最終ランク3位も夢ではなくなるでしょう。

それではまた

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