自律神経を整える2

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こんにちは shumanです。

今日は、「自律神経を整える」2回目です。

前回は、自律神経の乱れが健康に与える影響を考えました。
今回は、その影響にどのように対処すればよいかを紹介します。

■1冊目の本は、順天堂大学医学部教授小林弘幸さんの「自律神経を整える[あきらめる]健康法」です。

「あきらめる」はギブアップ?

世間ではいいことだと思われがちな、「あきらめない」は、言葉を換えると、執着であり、切り替えられないことであり、ケジメがつかいないことでもあるのです。

この本で筆者は

「あきらめる」ことは、決して「ギブアップ」することではなく、「ここまでやったんだから、これ以上考えても仕方がない」と物事を「明らめ」、前に進む勇気を持つということなんです。

と主張しています。

なんだが救われる言葉だと思いませんか?

「あきらめたとたんに自律神経のバランスは整う」

「本当はこんなはずじゃなかったのに」
「こんなに苦しいのはあの人のせいだ」
「別れた人のことを忘れられずにいる」

さまざまな悔いや口惜しさ、恨みや怒り、不安や恐れを抱いたままでいると自律神経のバランスが乱れてしまいます。

「あきらめる」は「諦める」ではなく、「明らめる」

「明らめる」は物事を明らかにすること。

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物事を明らかにすれば、自然とどうすればいいかが見えてきて、あとは前に向かって進んでいくだけです。

すると、心は落ち着き、自律神経のバランスは安定してきます。

反対にやみくもに「あきらめない」と、怒りや不安などのネガティブな感情で血流がドロドロ状態になり、自律神経のバランスが乱れ、交感神経の優位な状態が続いてしまいます。

バランスをとるのは副交感神経?

男性30歳、女性は40歳から、副交感神経の働きがガクンと下がります。

その結果、血流が悪くなり、筋肉に血液が行かなくなるので疲れやすく、脳の血流も悪くなるので、決断力や判断力が鈍くなります。

年をとるほど、新しいものに出会ったり環境を変化させるのがどんどんおっくうになるのはこのためです。

男性アスリートが30歳過ぎて引退するのは、急激に副交感神経が低下して、自律神経のバランスが乱れ、自分の実力が発揮できなくなるからです。

また、40歳過ぎの女性の更年期障害の症状であるめまいや頭痛、動悸、痺れ、耳鳴りや吐き気といった不定愁訴が「自律神経失調症」と診断されるのはこのためです。

どんな対処法があるの?

1、笑う

たとえ作り笑いでも、口角を上げれば副交感神経が上がる。

口角を上げると、顔筋の緊張をほぐし、心身にリラクゼーション効果をもたらす。

逆に「しかめっ面」は、緊張状態を作り血流が悪い状態になります。

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2、深呼吸する

■酸素をいっぱい取り込むことで、末梢の血流量が増加する。

心に余裕がある ⇒呼吸はゆっくり深くなる(1分間に15~20回程度)
副交感神経を刺激

■心が緊張する  ⇒呼吸は速く浅くなる (1分間に20回以上)
血流量が低下 ドロドロになる

呼吸を止めた瞬間に、末梢血管に血液は流れにくくなる。
呼吸には、瞬間的に体の状態を変える力があるのです。

1対2の呼吸

「3~4秒でゆっくり鼻から吸って、6~8秒間で口をすぼめて、ゆっくり息を吐く」

ため息をつく

疲労やストレスで滞った血流をよくし、自律神経の乱れを元に戻す自浄作用がある。

心と体がリセットされる。
ため息は、「幸せが逃げる」のではなく、「幸せを呼びこむ」。

3、週に一度は「睡眠の日」を作る。

6時間程度の睡眠時間を確保する。
毎日決まった時間に寝て、決まった時間に起きることを習慣化する。
そのためには、夜更かしをあきらめ、早めに寝床に入る。

あきらめる健康法
小林弘幸
もっと具体的な対処法は?

1、微笑をたたえ、マイナスなことは口にしない

2、前向きな言葉を口にする
どんなときも、「ありがとう」「楽しい」「ついている」「幸せ」ということで不幸を遠ざけ、病気を遠ざける。

3、体を動かす

体を動かすことで、不安を生み出す想像力を止めることができる。
ジョギングより、ウォーキングのほうが効果が高い。

速く走れば走るほど、呼吸が浅くなり血流と血液の質を悪くする。

4、自分のこだわり、心に引っかかっていることを紙に書きだす。

何か問題が起こった時も、いったん座って、「対応策をゆっくり紙に書きだす」

この「あきらめ」リストで、「こころのリセット」をする。

5、丁寧にゆっくり文字を書く。

6、「3行日記」の書き方

順番に

①その日一番失敗したこと
②その日一番感動したこと
③明日の目標

この三つを、毎日メモのように書き留めること

※翌日のモチベーションが下がるので、①を最後には持ってこないことが大切。

まとめ

「ゆっくり動くだけで気持ちは落ち着く」

あわてると、状況判断を誤ったり、呼吸が浅くなって血流が悪くなったり、いいことはありません。

キーワードは、「呼吸が深く、ゆっくりになり、血流がよくなること」です。

この本は、いろいろな面で説得力があり、こんな考え方があるのかと目から鱗が落ちた感じでした。

よかったら、一度お手に取ってご覧ください。くわしくはこちら

次回は、もう1冊の本「聞くだけで自律神経が整うCDブック」について紹介します。

それではまた

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