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映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は時空を超えて生きることの勇気をくれる再生の物語

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レビュー
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こんにちはShumanです。

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映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を見てきました。
現在(2012年)と32年前の1980年を「悩み相談の手紙」が繋ぎ、その未来からの手紙が過去の歴史を変えてしまうという時空を超えた交流がテーマの不思議な話です。

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■どんな映画?

 

原作は東野圭吾。
そして、物語のカギを握る重要な役どころは、「ナミヤ雑貨店」店主の浪矢雄治を演じる西田敏行。
主役は「Hey!Say!JUMP」の山田涼介、村上虹郎、寛一郎。

この3人が強盗に入り逃亡中に逃げ込んだのが、廃屋になった「ナミヤ雑貨店」。

その現在と過去をつなぐ手紙のポストの役目を果たすのが、ナミヤ雑貨店のシャッターの郵便受けと(店主が返事を入れておく)牛乳箱。そして店主の浪矢雄治(西田敏行)。

過去から来た手紙に店主の代わりに3人組が返事を書いたことで、それに従った過去の人の人生が変わり、再生していくという不思議なファンタジーです。

脇を固める尾野真千子、小林薫、門脇麦(セリ役)がいい味を出してます。

 

■予告編は?

出典:松竹チャンネル予告編

■主題歌を聴き比べてみましょう

映画の中で、セリ役の門脇麦が役の中で「私が歌詞を付けました」と言って歌う「REBORN」は再生という意味で物語のテーマを表しています。

出典:シネマトゥデイ 門脇麦版 「REBORN」

エンドロールで登場人物たちのその後の姿を映し出す中で流れる山下達郎のオリジナル「REBORN」はこちら

- YouTube
YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。

出典:Warner Music Japan 山下達郎版MV

 

同じ「REBORN」ですが、こんなに受ける感じが変わるんですね。

不覚にも、門脇麦版を観ても、最初は山下達郎の作品だとはわかりませんでした。
また、最近TVの音楽番組で門脇麦がこの歌を歌っていたのを思い出したんですが、正直あまり印象に残りませんでした。

でも、映画の中で改めて聴いた歌は全くの別物のように心に沁みました。
TVドラマや映画主題歌がヒットする理由は、映像と音楽の相乗効果であることを実感します。

■STORY

人気作家・東野圭吾の原作小説を、『やわらかい生活』などの廣木隆一監督が映画化。

現在と過去が手紙でつながる不思議な雑貨店を舞台に、養護施設育ちの若者と、町の人の悩み相談を聞く店主の時を超えた交流を描く。
32年前から届く悩み相談の手紙に触れるうちに、人を思いやる気持ちを抱く主人公を『暗殺教室』シリーズやテレビドラマ「カインとアベル」などの山田涼介が演じる。
また、雑貨店店主を数多くの作品で独特の存在感を見せてきたベテラン西田敏行が演じる。
(C) 2017「ナミヤ雑貨店の奇蹟」製作委員会

■まとめ

過去と現在の伏線が最後に整理されて、感動しました。
原作は読んでなかったですが十分楽しめました。

過去と現在は決して切り離すことはできない。
過去は変えることはできないが、未来は変えることができる。
そんなことを考えました。

また、この「REBORN」は何回も聴いているうちに、「死者を弔う」深遠なテーマを扱っている、鎮魂歌(レクイエム)であることに気が付きました。

「私たちは、みんな命の船に乗り、どこから来て、どこへ行くのだろう?」「魂は滅ばない」「あなたがまた蘇り、いつかまた巡り逢う時まで少しだけのサヨナラ」「触れることは叶わない。でも感じることができる」「あなたからわたしへ、私は誰かに想いを繋ぐ」

【あなた】とは、すでに死んでしまった大事な人。子供から見れば親になるし、恋人から恋人の場合もあるかもしれません。

でも単なる一面的なラブソングでないことは何回も聴いているとわかります。

今生きているということの意味を考えさせてくれます。

ナミヤ雑貨店に紛れ込む3人組の一人佐藤虹郎について、前に書いた記事はこちら 「仰げば尊し」

このTBSドラマ「仰げば尊し」では青島という吹奏楽部やクラスを引っ掻き回す不良の役でした。
この映画では、尖った役どころではなく、あまり目立たなかったのが残念でした。

ではまた

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