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逃げるは恥だが役に立つ その3 みんな違ってみんないい 契約結婚のその先は?みくりと平匡

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ドラマ
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こんにちはshumanです。

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[逃げるは恥だが役に立つ]第8話が放送されました。

第7話の最後で303号室を逃げ出したみくり(新垣結衣)と平匡(星野源)に、「やばい。この後どうなるどうなる。」とヤキモキした1週間を過ごした逃げ恥ファンの皆さんは多かったと思います。

この番組は、各回の最後5分に驚かされる展開が多く、ついつい次回を期待しちゃうんです。
予告編もうまーく予想を裏切るしね。

また、名言や格言が多いことやセリフにこめられた意味のいろいろな解釈ができるので、ついつい番組を何度も見返したり、番組HPなどのコメント欄を見てしまう楽しみもあります。

さーて、<今週のみくりさんは?>じゃなかった、第8話の見どころは?

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■[逃げるは恥だが役に立つ]
みんな違ってみんないい

 

居酒屋で言い合いになった平匡と風見。
二人の間に入った沼田さん(古田新太)が、二人を諫めるようにジョークにした金子みすゞのことばです。

あなたとは、生き方も見た目も違うんです。

平匡はみくりが出て行ってしまった不安から、つい感情的な言葉が出てしまいました。

自尊感情の高い風見に対して、以前「愛される人はいいなあ」と劣等感で落ち込んだことがあった平匡。
「津崎さんには見えていないみくりさんが(僕には)見えているのかもしれない。」と言われてしまいます。
嫉妬と劣等感の入り混じったような複雑な平匡の心境です。

 

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■[逃げるは恥だが役に立つ]
なくても困らないものを、わざわざ買う?

このセリフが出たのは、百合ちゃん(石田ゆり子)が自分で運転する車中です。
「今の若い人は車を買わなくなった」に続く場面です。

風見(大谷亮平)「車がなくても何処でも行けるから(なくても困りません)」。
このセリフは、番組の第1回に付き合ってた女性との別れ話の場面で言い放ったこの言葉「結婚しなくても困ることはないのに、(わざわざ結婚して自由がなくなるようなことを)する理由がどこにあるの?」と同じ意味で使います。

この場面、その現場に偶然にも居合わせた百合ちゃんに「(風見は)イヤなイケメンだ」と激怒させた時とまったく同じ考え方です。

もちろん、風見はこの時の自分の発言を、百合ちゃんが聞いていたことは知りません。

 あなたが思ってるより、ずうっと遠くまで行けるのよ

:(確かに車が)なくても困らないけど、(車があれば)別の場所(世界)に行けるのよ・・・

つまり、「なくても困らなくても、あったほうがしあわせになれることがあるのよ・・・。」
百合ちゃんは、そういうことを風見に言いたかったんだと気が付きました。

風見が結婚に踏み切れないのは、結婚しなくても困ることはないし、かえってデメリットばかりだと思っていることに対する百合ちゃんなりの一つの回答に聞こえます。
百合ちゃん自身は未婚の男性未経験なのにね。

ついつい番組を見ているときはみくりと平匡に気を取られ、この二人のエピソードを簡単にスルーしてしまいがちです。
でも、意味が深いです。
また、みくりと平匡の関係の進展に影響を与える重要な伏線に、後々なっていきます。

今回も風見は中学時代に好きだった彼女から、「あなたと私は違うのよ」と言われて振られた話を百合ちゃんにします。
これは自尊感情の低い彼女を平匡になぞらえて、自分のことしか考えていない相手にどう接すればよかったのかと問題提起して、後席で聞いている平匡にみくりを拒絶した時が同じであったことを気づかせます。

「女性経験がなく、失敗したらどうしようと怖くなって」自分のことしか考える余裕がなく、自分に拒絶されたみくりの気持ちを全く考えていなかったのではないか・・・と。

まあ、この話の挿入はスポンサーの自動車会社に配慮した部分も多分にあるとは思います。
だって、番組の間に挿入されるCMの黄色い車の助手席に座っているのは、ドラマの中の風見そのものだし、セリフの中にも「百合さんの寝顔を見ちゃおうかな?」なんて、完全に番組とコラボしているし・・・。

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おっと、話がそれました。

この、「なくても困らないけど、あったほうがいい」のは結婚も同じ。
作者は、自分は本当の結婚は一生できないと、頑なな「プロの独身」で自分をガードし、自尊感情の低い平匡の背中を押しているようにも聞こえます。

これまで生きてきた殻を破れず、今の平穏が1日でも永く続くように望む平匡。
第7話のみくりの言葉「「いいですよ、私は 平匡さんとなら・・・そういうことをしても・・・」に対応するのは、まだまだハードルが高かったんでしょう。

■[逃げるは恥だが役に立つ]
理想の相手なんていない。
理想の相手にするの。

みくりの母桜さん(富田靖子)の一言も深いです。

「仕事も家庭も、(お互いに努力するという)意思がなければ続かない。」
味わい深い言葉です。

こんな珠玉の名言がいっぱい各回に溢れています。
本当に神脚本です。

今回、百合さんの職場の部下の「隠れ帰国子女」や働く女性の育児問題の話も面白かったし・・・。
得意先の買収問題、次回の第9話以降嵐が吹きそうな気配もあるし・・・・。

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脚本の野木亜希子さんは、「空飛ぶ広報室」でも最終回「あの日の松島」で稲葉リカことガッキーと空井大輔こと綾野剛を走らせ、感動のハッピーエンドのハグを見せてくれました。

今回も同じパターンかと思いきや、館山と横浜という地理的なすれ違いでうまく裏切ってくれました。

これは、「空飛ぶ広報室」ファンにしかわからないネタですが・・・。

追記

野木亜希子さん脚本のTVドラマ「アンナチュラル」が2018年1月放送されます。
石原さとみ主演、恋バナではないですが、面白そうな話です。
また楽しみですね。

今回二人の絡みは回想場面以外ありませんでした。
それだけに次回は楽しみです。
でもあと3回で終わりとは・・・逃げ恥ロスは必至ですね。

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それではまた


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