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12人の怒れる男と12人の優しい日本人、その違いは?

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レビュー
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こんにちはShumanです。

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12人の優しい日本人」という映画を見ました。
大好きな三谷幸喜さんの製作した映画だからーという理由で見たのですが、昔見たヘンリー・フォンダ主演「12人の怒れる男」と関係があるということです。
まず、この「12人の怒れる男」をまとめてみました。

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■12人の怒れる男とはどんな映画?

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「12人の怒れる男」は1957年(昭和32年)制作のアメリカ映画。日本公開は1959年。
いわゆる「法廷もの」で、人が人を裁くことの難しさを教えてくれる、密室劇の金字塔として高い評価を受けている映画です。

父親殺しの罪に問われた10代のプエルトリコ人の少年の裁判で、12人の陪審員が全会一致の評決に達するまでを議論する過程を描いたものです。

建築士の陪審員8番(ヘンリー・フォンダ)が、有罪の根拠となる証人や証言に対する疑問解明への熱意と理路整然とした推理によって、当初少年の有罪を信じ切っていた他の陪審員たちの心を徐々に変化させていきます。また、その途中のそれぞれの発言内容で、各陪審員の人間性があぶりだされていきます。

この映画は、最初のTVドラマ版の影響を受けて映画化されたもので、舞台にもなっています。
日本では、影響を受けた三谷幸喜脚本により「12人の優しい日本人」という別の解釈で舞台化、映画化もされています。

有罪11人対無罪1人(ヘンリー・フォンダ)の段階では、8番の陪審員(ヘンリー・フォンダ)にも無罪の確信があったわけではありません。
一つ一つの証拠や証言だけでは有罪としか言えないが、それらを繋ぎ会わせたときつじつまが合わないことに気づき、再度の検証を主張します。

その検証で証言の信憑性や矛盾が明らかになっていき、有罪と無罪の形勢も徐々に変わっていきます。

■最大の敵役は誰?

しかし、10番の陪審員で自動車工場経営者の人種差別の酷い偏見と、3番の宅配会社を経営する陪審員(リー・J・コッブ)が、仲たがいする息子を被告人に重ねて検証結果を認めないことで、議論は一時膠着状態になってしまいます。

■最大の見どころは?

ここからが、緊迫した見所です。
動かしようがない有罪の根拠と思われた証言を崩し、膠着状態を一気に動かしたのは、どの陪審員の、どんな言葉だったのか?

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ピースナイト

■まとめ

夏の蒸し暑い部屋で、12人の男たちが脂汗を流しながら繰り広げる議論は、だれかの損にも得にもなりません。
真実を見極めることの難しさをこれでもかこれでもかと、観るものに問いかけてくるような傑作な脚本だと思います。
何度見ても飽きないのはこのためだと思います。

偏見と先入観は、真実を見極める眼を曇らせる。

そんなことを考えさせてくれる名作でした。

それではまた

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