2018年10月から東海道新幹線の全17駅に、「ポケトーク」が350台配備されたというニュースがありました。
「ポケトーク」とは何?
そう思った方に紹介します。
実は私の友人が、今年1月のタイ旅行でこの「ポケトーク」を使って、大変役に立ったらしいのです。
そう、勘のいい人は気が付いたかもしれません。
携帯型の自動翻訳機のことです。
こんにちは Shumanです。
2020年の東京オリンピックまであと2年を切りました。
これから外国人の来日の機会は間違いなく増え、ただでさえ珍しくなくなった街中の外国人との遭遇の機会が増えることが確実です。
実際、東京都を訪れる外国人旅行者は、平成29年に約1377万人。
これは5年前と比較して102.2%増という調査結果も出ています。
そんな外国人とのコミュニケーションに欠かせないのが語学力。
しかし、学校で中学から大学まで10年学んだはずの英語でさえ、満足な会話ができないのに、他の外国語(中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語などなど)はまるでお手上げですよね。
そんな時、この「ポケトーク」が秘密兵器になります。
どこがすごいのか?
ポイントは3点です。
どんなふうに使うかは、下の動画でみるとよくわかると思います。
・74言語に対応
・高性能のマイクとスピーカーを内蔵
出典:ソースネクスト 製品紹介HP
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明石家さんまさんのTVのCMを思い出す人もいるかもしれませんね。
その実力は?
鉄道各社が訪日外国人客増加を見込んで次々と「ポケトーク」を導入しています。
販売本数NO.1 音声翻訳機シェア97%(2018年10月)は伊達ではないというところでしょうか?
JRが来日外国人の対応のため、各駅に配備したことでもその評価がわかります。
その数350台。
東海道新幹線の17駅の改札、切符売り場、ホームの配備されました。
それまでも8か国語対応の音声アプリを使ったタブレットがあったのですが、使い勝手の面で今一つのため今回の新兵器の導入となったようです。
東海地方では他にも
名鉄(名古屋鉄道)が、2018年11月から名古屋駅、金山駅、中部空港駅などに15台を導入。
また、近鉄(近畿日本鉄道)が、同じく合計20台を8駅に導入しました。
鉄道以外にも導入する企業があるの?
眼鏡で有名な「JINS」があります。
「JINS東京駅グランルーフ フロント店」でポケトークの実証実験(平成29年10月から)の結果が報告されています。
1日平均20名以上。
圧倒的に多いのが中国人。
次に韓国、タイ、台湾、北米、欧州の順。
確かに、接客の場では日常会話以上の会話力も必要になるでしょうから、効果抜群でしょうね。
英語圏以外のスウェーデンやデンマーク、イタリアやドイツ、ベトナムやインドなどのお客さんに対応可能です。
なにせ74言語対応ですから・・・。
お客様に商品の良さを正確に伝える売り場では「コミュニケーションツール」として、必須の武器?になるかもしれません。
ビジネスでも使える、専門用語もちゃんと翻訳してくれるのが心強いですね。
ただのおもちゃじゃないところが素晴らしいです。
他にも
「神戸ルミナリエ」「羽田エアポートエンタープライズ」「東京銀座 博品館」などで導入されています。
「東京銀座 博品館」
もちろん、日本国内での外国人受け入れの場面だけではなく、日本人が外国旅行の際にも、トラブルの際など自分の意志を正確に落ち着いて伝える手段として、頼もしい味方になってくれるでしょう。
迷っている人は一度手に取って、試してみるといいかもしれません。
「ポケトーク」の製品仕様は?
色の選択は4色 新色のレッドも登場です。
ラインアップは「白」「黒」「ゴールド」
さらに新色の「赤」が加わりました。
気になる値段は?
新色の「赤」が29,880円グローバル通信2年付き(税別)、その他の3色は24,800円です。
同梱される付属品は?
それではまた