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「何者」は朝井リョウ原作の就活映画 有村架純、佐藤健で青春時代のほろ苦さに共感します

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映画
「何者」
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こんにちは Shumanです。

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BS放送の日本映画専門チャンネルで放送された「何者」を2018年3月に見ました。
2016年公開の映画です。

公開時には見逃していました。

好きなキャストだったことと「就活」がテーマと知り、実際に見てみたら瞬殺でハマってしまいました。

就職活動」を扱った映画、我々の世代だと織田裕二主演の「就職戦線異状なし」があります。

もう30年近く前の映画です。
当時は自分自身の就活経験と重ね合わせて、青春の終わりの切なさを痛感していたものです。

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どんな映画?

2016年10月15日公開の日本の青春映画。
原作は、直木賞受賞の朝井リョウ。
主題歌 中田ヤスタカ「NANIMONO

出演者は?

今や主役級の俳優6人が出演した、豪華な?青春映画です。

二宮拓人・・・佐藤健 演劇サークル

田名部瑞月・・・有村架純 光太郎に片思い

神谷光太郎・・・菅田将暉 バンド活動

小早川理香・・・二階堂ふみ  宮本と同棲

宮本隆良・・・岡田将生

サワ先輩・・・山田孝之 大学院2年

テーマはなに?コメディなの?青春ドラマ?

これから就活を経験する大学3年生には身につまされる物語です。
またかつて「就活」を経験した30代ー60代の人や新社会人の勝ち組も負け組も、きっといろいろなことを考えさせてくれる映画だと思います。

コメディではありません。
恋愛模様もあり、ちょっとほろ苦い青春映画といえるかもしれません。

誰もが感じる青春期最後の忘れかけていたノスタルジックな思いを目の前に突き付けられます。

予告編はこちら

出典:シネマトゥデイ

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「就職戦線異状なし」どこが違うの?

こちらは、1991年の作品で昭和のバブル期の人手不足で売り手市場の時代が背景です。
内定者の囲い込みが世間でも話題になりましたね。
映画の中でも、しっかりそのあたりがパロディ風に取り入れてありました。

織田裕二が、愚直な早大生の大原という役でハツラツとしています。
TV局の最終面接まで勝ち上がり、そして意外な就活の結末を迎えるまでを演じていました。
基本はコメディです。
当時はすごく主人公の生きざまに共感しました。
ただ、せっかく内定した一流企業を実際あんな風に・・・おっとこれはネタバレになるので、伏せときますね。

共演者は、TV局社員の和久井映見、就職戦争の戦友?的場浩司、大原の彼女毬子役の仙道敦子、また若き日の坂上忍が、要領よく内定を集めるドラ息子北川役で出演しています。
そこも見どころですね。

坂上忍と織田裕二は、実際同い年らしいです。
若き日の羽田美智子がすごく可愛いです。
鶴田真由も出演していたようですが、よくわかりませんでした。

もし興味がわいたら、こちらの映画も併せて、ぜひ観てみてください。

インターネットやメールがない時代の物語で「昭和」を感じさせます。
当時は、リクルートから就職学生の自宅に、山のように会社案内が郵送で届けられたものでした。
情報収集の手段が紙だけだった時代です。
エントリーシートという言葉もないころです。

古き良き時代というんでしょうか。

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同じころに流行った映画があります。
三上博史と原田知世のスキー場を舞台にした映画「私をスキーに連れてって」。

まだ、スノーボードがなかった時代の映画で、主題歌はユーミンこと松任谷由実です。
この映画のヒットで、スキー場はにわかスキーヤーで大賑わいになりました。
こちらは予定調和なハッピーエンドが楽しい映画でした。
昔懐かしい加山雄三の「若大将」の映画にも通じますね。
見てない人は是非一度ご覧ください。

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まとめ

青春が終わり、人生が始まる。

青春の終わりは、「祭りの後」に似ている。
あんなにも楽しく可能性に満ちていた時代。
永遠に続くかと思った時代が、ついに就職・卒業で幕を閉じる。

自分がいったい「何者」なのかー自分でではなく、社会から否応なく答えを出されてしまう。
眼前に突き付けられることで、先送りにしていた自分の弱味と待ったなしで向き合い、右往左往する日々。
自分がこれから何をしたいのか?自分自身で期限を切って答えを出さなければいけない。

「就職戦線異状なし」の中のセリフで
なりたいものじゃなくて、なれるものを探しはじめたらもう大人なんです
という立川の言葉が心に響きます。

そんな青い日々があったことを、改めて思い出させてくれる映画でした。
それは今も昔も変わらないんだと思います。

人生の通過儀礼なんでしょうか。

それではまた

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