13インチのノートPCを購入したのでレヴューします。
TeclastのF6plusです。
いわゆる「中華PC」と聞くとどう思いますか?
PCが趣味で長く使って買い替えもしてきて、新しいPCに興味はある・・・
そんなベテランのパソコン上級者でも、いや上級者だからこそ
「実際に中華PCを購入する勇気はない。大丈夫なのか不安があって、まだ手が出せない」とい
う人も多いのでは?と思います。
Teclastって聞いたことないけど?どこの国のメーカー?
私もそんな一人でした。
「品質面で(中華製は)はずれが多いんじゃないか?」
「カタログ上の性能はいいけど、安かろう悪かろうじゃないの?」
「そもそもどこで買えばいいの?」
ごもっともです。
そこで私の購入経路や開封した同梱品、またスペックに齟齬がないか、検証しました。
比較的、性能に共通点が多いHPの「Envy ×360」との比較になります。
こんにちは shumanです。
TeclastのF6plus それはどんなPC?
私のPC購入の機種選択の必須の物差しは
1、メモリ 8GB以上
2、ストレージ SSD256GB以上 ・・・でした。
PCがサクサク動くには、最低限この2点が必要ーと確信したからです。
それは、Lenovoの「Ideapad 330S」を購入してからわかったことです。
(この記事もこのPCで書いてます)。
Lenovoの「Ideapad 330S」について、詳しい記事はこちら
今回比較する対象機種であるHPの「Envy×360」とTeclastの「F6plus」も、この2つの基準を満たしています。
そこで、次に各スペックを比較してみます。
TeclastのF6plus | HPのEnvy×360 | ||
CPU | Intel N4100 (Gemini Lake) | AMD Ryzen5 | |
メモリ | 8GB | 8GB | |
ストレージ | 256GB/SSD | 256GB/SSD | |
液晶 | 13インチ タッチパネル10点 1920×1080 FHD IPS | 13インチ タッチパネル FHD | ※ともに4MODE可能 |
サイズ幅×奥行×高さ | 320×210×18mm 薄さ(最薄部)8㎜ | 306×215×15mm 薄さ(最薄部)15㎜ | |
重さ | 1.6kg | 1.31kg | |
OS | Windows10Home | Windows10Home | |
接続端子 | USB3.0 ×2 USB TypeC ×1 microHDMI ×1microSDカードスロット ×1 | USB3.0×2 USB TypeC ×1 ※microHDMIなしmicroSDカードスロット ×1 | |
価格 | ¥37,305 ※明細は不明 | ¥91,800 本体 ¥82,000 |
4モードの13インチ、タッチパネルは使いやすい
左側がHPのEnvy×360、右側がTeclastのF6plus
ご覧の通り、サイズ的にもほとんど変わりません。
但し、若干ですが、右側のTeclastのF6plus方が重く感じます。
出典:GEAR BEST
ベンチマークでは明らかな差がある?
TeclastのF6plus CINEBENCH R20で計測した結果です。
同じく HPのENVY 13×360はこちら
オレンジ色の11番目 [AMD Ryzan5]になります。
結果は、
・TeclastのF6plus ⇒ 203
・HPの ENVY13×360
⇒1058
と圧倒的な差がついてしまいました。
まあ、前述のPC本体の値段とCPUの違いから当然予想された結果でしたね。
ただ、使い勝手がそんなに違うわけもなく、重い処理や並行処理をしなければTeclastのF6plus
も十分使えるという印象でした。
購入した時の開封写真
梱包は丁寧で、問題はありませんでした。
同梱されたものは次の5点でした。
1、本体 2、バッテリーアダプター 3、コンセントアダプター 4、USBケーブル
5、無線マウス
PC本体は左上の白いスポンジ状の箱に梱包されていて、緩衝材としては問題なしでした。
また、無線マウス(右下の白のintelロゴあり)が付属品だったのも好印象でした。
そんなに高価なものではありませんが・・・(笑)。
バッテリーアダプターは、日本用のコンセントに適合する変換用アダプターが同梱されていました。
だから、中国製品だからと言って購入前にあらかじめ用意する必要はありません。
くっつけるとこんな風になり、充電は日本で一般的に使用されるコンセントで可能になります。
2機種ともPCとしての使い勝手はほとんど同じです。
但し、F6plusが英字(US)キーボードであることには少し注意が必要です。
使っていくうちに慣れますが、気になる人は入力操作で最初戸惑うかもしれません。
なぜなら、日本語キーボードに必ずある『半角/全角』、『ひらがな』表記、『変換』、『無変換』キーなどがないからです。
下の写真をご覧ください。
但し、タッチパネルなので、タブレットのようにマウスなしで指で操作ができるのは便利です。
更に通常のPCモード以外に、下の3つのモードに変形できます。
1「スタンドモード」動画視聴が快適になります。
2「タブレットモード」です。
3「テントモード」です。
接続端子は、別途ハブなどを用意しなくても特に不足はありません。
一通り揃っています。
左側面には3つ
右側面は5つあります(うち2つは電源ボタンと電源ジャック)。
まとめ
今回の購入では、【Gearbest】を初めて利用しました。
中華PCの購入は、他に【Banggood】が一般的のようです。
但し、この製品は購入時点で【Gearbest】の専売だったため、他の選択肢はありませんでした。
従来から主にAMAZONや楽天でネット購入している人に注意してほしいことが2点あります。
1点は、今回はデポジット支払い(¥2,212)という一部前払いが必要だったこと。
(常時ではないようです)
また、2点目は納期は長いことです。
12月15日の注文で、商品が届いたのが1月20日と約1か月以上かかりました。
今回は中国特有の春節の時期にあたっていたことや、コロナウィルスによる工場閉鎖などの特殊な要因があったせいかもしれません。
現在Lenovoなどの中国系のメーカー直販でも、軒並み納期に遅れが出ているようです。
仕事で使うとか、現行機種が故障しての至急の代替えなどで使いたい方は、「短納期の機種」に絞るか、国内で調達できる方法を選択した方がハラハライライラしなくてよさそうです。
但し、その辺が承知できてゆっくり待てるなら、中華PCを購入の選択肢に加えるのもありかな?と思いました。
まとめると、[中華PC]とは・・・
2、以前に比べ品質面でも向上して当たり外れが少なくなっている。
3、但し、日本の常識のように発注から2週間以内の到着は期待できない。
それが今回初体験した購入で得た感想です。
また、上記の【Gearbest】【Banggood】は日本語のHPもあります。
興味のある方はぜひ一度ご覧ください。
クーポン特典もあって、掘り出し物が見つかったり、コスパの良い買い物ができるかもしれません。
【Gearbest】はこちら →追記 Geaebestは、日本市場を撤退した模様です。
ではまた
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