こんにちは shumanです。
今日は、「ワイドFM」というラジオ放送について紹介します。
簡単に言うと「AM放送の番組がFMで受信できるようになったよー」ということです。
実は、この「ワイドFM」、別に目新しいことではなく昨年2015年の10月から
始まっていたんですね。
あまりラジオを聞かないので、気が付かなかったんです。
そういう人、意外に多いんじゃないかと思って紹介します。
私は、TBSラジオの「安住紳一郎の日曜天国」のポッドキャストが大好きで毎週欠かさず聞いているんです。
ある時、番組で「ポッドキャティ~ング954(キューゴーヨン)~♬ TBS♪♪ ラ~ジ~オ」というジングルに≪キューマルゴ≫とアシスタントディレクターの無粋な声?が突然かぶさって入ってきたんです。
「なんじゃこりゃー」と思っていたら、これが「ワイドFM」の周波数「90.5MHz」のことだったんです。90.5(キュー・マル・ゴ)というわけですね。
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■ワイドFMとはなに?
ワイドFMとは、正式には「FM補完放送」といって、AM放送を受信できない地域の視聴状況をFM放送で補おうという意味だそうです。
その周波数は、90.1-95MHzというアナログテレビの音声で使っていた周波数を、(地上波アナログテレビがデジタルに移行したために)空いた周波数帯を割り当てられたということです。
■ワイドFMのメリットは?
1、低音がクリア
2、雑音が少なく、聴きやすい
プロ野球の中継を、AMとワイドFMで聴き比べたんですが、確かに、効果はありました。
聴きとりやすいです。
でもそうなると、AM放送を同じ内容で放送する意味がないように感じたんですが、実際のところどうなんでしょうか?
今は、ワイドFMが聴ける地域が限定されているから、AM放送も継続が必要なんでしょうが、やっぱり、いずれはFM放送だけに統合されるのでしょうか?
ちなみに、全国のワイドFMの放送周波数は次の表のとおりです。
ちなみに、愛知県とその周辺は、東海ラジオ ⇒92.9MHz CBCラジオ⇒93.7MHz
※TBSラジオ⇒90.5MHz 確かにそうですね。
注意すべきは、すべてのラジオでこの「ワイドFM」が聴けるわけではないーということです。
■聴けないラジオは?
FMの受信周波数が、76-90までしかないラジオでは聴けません。
だから、製造年月日が比較的新しくても、受信できないものがある反面、古い機種でも受信できるものがあるということです。
つまり、下のSONY ICF-M780Nは、92.9MHzの東海ラジオのワイドFMが、またWALKMAN NWS766は、93.7MHzのCBCラジオが写真のとおり受信できています。
また、20年前のアイワの「FRC-3]も受信できています。
これは、アナログのテレビ音声時代に、FMでTV音声が聴ける機能がついていたためです。
しかし、比較的新しい機種でも聴けないラジオがあります。
SONYの「ICZ R51]です。ラジオ番組の予約録音ができるのが売りの機種でした。
しかし、FM受信周波数が76-90MHzまでしか設定されていないため、ワイドFMが受信できません。
今後出てくる新しいラジオは、きっとこの機能が必須装備されてくるのでしょうが、もし、ラジオを新しく買う機会のある方は、この「ワイドFM」機能がちゃんとついているかどうか、ぜひご確認の上、ご購入の機種を決めてくださいね。
やっぱり、FM放送のほうが、聞き取りやすさが違いますから・・・。
ではまた・・・
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