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卒業式に好きな男子にもらう第2ボタン、この由来をちゃんと知ってますか?

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卒業式といえば? そうだったのか!
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卒業式で、女子が好きな男子から制服の第2ボタンをねだる姿、憧れたものです。
最近は、時代を反映して?制服も詰襟からブレザーに変わる学校が増え、こういった光景も当たり前ではなくなったようです。
なんとなくこの風習の意味?は理解していましたが、正確な由来ははっきりとは知りませんでした。
今回知る機会があったので紹介します。

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こんにちは shumanです。

元々は戦時中の出征する男子が好きな女子に贈った「形見」

戦後、ある校長先生が話した戦時中の教え子のエピソードがその起源だそうです。
そしてその話を、高校の先生方が広められたということです。
それはこんな内容でした。

戦争に行った兄の無事を祈る兄嫁
その兄嫁に、義理の弟はほのかな恋心を抱くようになります。戦争も激化し、弟も学徒出陣で出征することになります。
当時は物資不足で、軍服ではなく学生服で入隊することに。
兄嫁との別れの日、弟は自分の学生服の第2ボタンを差し出して
「自分の分身だと思って大切にしてください。」と手渡しました。
いわば、「形見」だったんですね。兄弟とも戦地に赴き、兄嫁の願いも虚しく二人は2度と帰ってくることはなかったそうです。

このエピソードを聞いた先生たちは、戦争の悲劇を繰り返さないという思いを込めて広めていくことに・・・・・。
この話が「卒業式=第2ボタン」という図式になって1980年代に定着したそうです。

このエピソードにまつわる卒業ソングとは何?

女子が好きな先輩男子にボタンをもらうという図が定着していますが、本来は男子から好きな女子に第2ボタンをもらってもらい、思いを告白する儀式?だったんですね。
こうして形を変えて、女子が好きな先輩男子に思いを告白するメジャーな風習に変遷していきました。

そんな女性たちの思いを代弁したような歌謡曲が、「卒業ソング」として大ヒットしました。

柏原芳恵「春なのに」斉藤由貴「卒業」などが代表曲です。

 

ではなぜ第2ボタンだったの?

理由:だらしなく見えないから

第1ボタンをとると、服装が乱れて首あたりがだらしなく見えてしまうからでした。
その点第2ボタンなら、なくても服装が乱れにくいので「人にあげる」のに適していたというのが通説のようです。

また、最も心臓に近いから、「自分の心を差し上げます。」という意味もあるといわれています。
「トンボ ユニフォーム研究室研究員佐野勝彦氏」解説
出典:NHK「チコちゃんに叱られる」2019年3月8日(金)放送より

現代も続いているの?

実は、興味深いアンケート結果が(株)パートナーエージェントから発表されています。
20-50歳代の女性500人にアンケートをとった結果です。

この第2ボタンの風習は
30-40歳代に一番浸透していて、今でも85%が知っているということです。
また、4人に1人(25%)が実際に経験したということです。
それに比べ、10-20歳代の割合が少ないのは、現在の制服がブレザーなど詰襟ではなくなってきたことも影響しているのかもしれません。
あるいは、他の形でもっとストレートに、「卒業式」などに時期を限定せず、愛情を告白しているのかもしれませんね。

それではまた

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成婚

 


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